各箇所治療の動画
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あまのペインクリニックは 「痛み」に特化した様々な原因で起こる痛みの改善をめざすクリニック
考えられる疾患
●頚椎椎間板ヘルニア●変形性頚椎症●頚部脊椎管狭窄症●頚椎症性神経根症●頚椎後縦靱帯骨化症●テニス肘・ゴルフ肘・腱鞘炎(各種)
治療方法/神経ブロック治療について
Method of treatment
痛みの部位(痛みに関わる神経の周辺)もしくはその痛みの原因となる神経に局所麻酔薬や抗炎症薬を注入して、痛みや筋緊張をとり、血行改善と炎症の終息、自律神経の機能改善を行う注射療法です。 神経ブロックは、知覚神経、運動神経、交感神経を遮断することにより、痛みのために動かすことができなかった筋肉や組織の血流が改善され、蓄積していた発痛物質を洗い流すことで痛みの悪循環が解除され、痛みが緩和します。 注射の治療が苦手な方や神経ブロックのみで効果が不十分な場合は、リハビリ療法や薬物療法を併用します。 薬物治療(内服・点滴)には抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬、抗不整脈薬、抗けいれん薬などを使用します。また漢方薬による疼痛治療も行っています。
神経ブロック治療の主な種類
- 当クリニックでは、より質の高い神経ブロック治療を受けて頂けるよう2種類の装置(レントゲン透視・超音波)を用い、年齢や症状に合わせて薬剤の種類、濃度や薬液量も調整しております。 また注射針は細い針(27G・25G)を主に用いることでブロック治療時の痛みを極力軽減するよう努めています。
レントゲン透視
下神経ブロック
Method of treatment
レントゲン透視することで痛みの原因となっている神経やその周囲(硬膜外腔など)・関節内に注射することが可能です。 ブロック針の動きをライブ映像でみながら確認し行いますのでブロックの精度が高まります。 同時に少量の造影剤を使用することで目的とする神経・硬膜外腔・関節内への薬液の広がりを確認できるのでさらに精度が高まり、正確・安全です。 造影することにより痛みの原因となっている神経の走行、圧迫等の異常や関節内の状態も同時に調べることができ診断につながります。 当クリニックではレントゲン装置にCアームを導入しています。迅速にブロック治療を行うことができ患者様の負担も放射線による被ばくも軽減することが可能となっています。 レントゲン透視下ブロックは以下のようなものがあります。
神経根ブロック |
(頚部・胸部・腰部・仙椎) |
硬膜外ブロック |
(頚部・胸部・初回時腰部) |
椎間関節ブロック |
(頚部・胸部・腰部) |
関節内注射 |
(肩関節・股関節) |
造影剤アレルギーの既往がある患者様
- 造影剤アレルギーの既往がある患者様は造影剤を使用することができません、事前に申し出てください。
超音波(エコー)ガイド下ブロック
Method of treatment
超音波(エコー)にて画像を確認しながら行うブロック治療です。 神経、血管、筋肉などの組織をリアルタイムに映し出すことができます。 針先や薬液の広がりも画像で確認できるので目的とする神経やその周囲に薬液を注入することが可能です。 レントゲン透視と異なり被ばくはありません。
星状神経節ブロック |
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腕神経叢ブロック |
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肩峰下滑液包ブロック |
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腱鞘内ブロック |
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仙腸関節ブロック |
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仙骨硬膜外ブロック |
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神経ブロックが適さない人
- 神経ブロックを受けたくない人、ワーファリンやパナルジン、プラビックスなどの血を止めにくくする薬を内服している人、出血傾向のある人、糖尿病や高血圧がコントロールされていない人、発熱などで感染が疑われる人。 以上の方は神経ブロックにより出血や感染などの不利益をこうむることがありますので神経ブロックはおこないません。 ブロックができない患者様に対しては薬物治療(内服・点滴)やリハビリ療法にて治療させて頂きます。
神経ブロック治療をお受けになられる患者様へ
- 神経ブロック治療後の、乗り物(バイク・車・自転車)の運転は、危険が伴います。クリニックへお越しの際は、ご家族の方の送迎、公共交通機関のご利用をお願いします。
- 発熱している場合や体調が悪いときなどの神経ブロックはご相談ください。
- ブロック治療後の安静時間はブロック治療の種類によって異なります(30〜60分程度)。詳しくは、医師にご確認ください。